Facebook記事単体広告とページ全体広告

Facebookページに記載したホームページのURLも宣伝できますが、これはページ全体の宣伝に準ずるものなので、実質は2種類と考えて良いと思います。

大まかにいうと、安めの費用を設定して全体広告を継続的に出稿して、ここぞというトッピックなどがあるときに(選挙?)単体記事広告を出稿というのが実際の利用形態になるかと思われます。

全体広告記事単体広告ホームページの広告
料金例
注*
安い
料金例(安い)
高め
料金例(高い)
安い
料金例(安い)
表示日数表示日数表示日数表示日数
リーチ数(見る人)少ない多い少ない
広告から「いいね」すると恒久的にFacebookページとつながる(今後の投稿もその人のタイムラインに表示される)その記事が拡散する(だけ)(他の記事はその人のタイムラインには表示されない)ホームページが拡散する(だけ)
想定利用法長期,月額消費金額を決めて、支持者を増やす感覚で気長にやる短期集中、特定のトピック、イベントに合わせて準備する長期、月額消費金額を決めて、支持者を増やす感覚で気長にやる
成果の確認ページへの「いいね」数その記事を見た人へのアンケートやコメントなどを別途実施すると良いGoogleアナリスティックなどを併用して、ホームページへの流入状況を確認すると良い

注* この料金は人口50万以上の、あるかなり大き目の都市にエリアを絞りこんであります。ターゲット数により料金は変わります。あくまで一例です。

記事単体広告はやりっぱなしではないけない

ページ全体の広告出稿は「いいね」されなければ、金額も消費されないので、ある程度の放置という利用も可能です。成果も「いいね」という形で具体的に得ることができます。しかし、単体広告の場合は記事の出稿に合わせて、それを見た人からのフィードバックも得たいところです。広告管理画面からどれだけリーチしたかは数値で確認できますが、それだけでは「システム上タイムラインに表示された(読んではいない)」「なんとなく見た」「読んだ」「それについて考えた」などの区別はできません。ただの「リーチ」にこの金額をかけるのは個人負担としては割に合わない感覚であると思います。この点において単体広告は実施と活用に手間がかかると言えます。

知名度の低い地方議員の場合、ゼロからのスタート時に、ページ全体の広告は有効だと思います。まずは全体広告から試してみると良いでしょう。しかしいずれの場合もFacebookページにある程度の役立つ情報が掲載されいないと、広告も無意味に終わってしまいます。日付が古すぎる投稿も逆効果です。自分がSNSにどのような頻度でどんな情報を出して行けるのかを見極めてからが利用する必要があります。

ターゲットエリアの絞り込みを忘れずに!

ページ全体の広告出稿ですが、ターゲットエリアの絞り込みを忘れずに行ないましょう。例えば東京都、港区の議員の場合、エリアはminato-kuを指定するべきですが、初期状態で「関東」などとなっているケースがあります。その場合はあっという間に大量の「いいね」が来て終了してしまいます。正しくエリアを限定すると、「いいね」は一日数個のはずですので注意しましょう。またこのような絞り込みを行なった場合、世田谷区などの大規模エリアでは無い限り、数百ぐらいの「いいね」数でアカウント母数的に頭打ち状態になります。広告だけで1000いいねを得る事はできません。発信する情報が問われることになります。

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