この図はこのサイトのアクセスの多い記事を自動でまとめて表示したものです。同窓会活動、地域のイベント報告、公園整備報告など様々な活動報告をホームページに掲載していますが、人気記事としてアクセスを集めるのはすべて、具体的にPDFの資料などが掲載されている記事です。ホームページでも行政の配布しているPDFを公開している議員は多くいますが、「あまりアクセスがこない」とされています。しかし、適切な形で公開された資料はアクセスを集める人気記事となりうることがこのような形で証明されています。
議員の発信する情報として求められているのは抽象的な「政策」等ではなく、一次情報源としてのニュースです。議員の方向性を知る上で「信念」のようなコンテンツはホームページに必要ですが、アクセスを集める効果はありません。「政策」ページなどにSEOを施している例が見られますが、多くの場合無駄な結果となります。アクセスは公開、検証を繰り返しながら、コンテンツをドメインに蓄積していくことでしか増加は狙えません。
市などのページで同様の情報が公開されていれば、それよりもより深い内容、具体的な内容であれば閲覧者に取ってはより有益です。議員のホームページがあまり閲覧されないのは現状議員サイトが抽象的な政策などのコンテンツのみだからです。このような「想い」や「方針」は検索に引っかかる様なキーワードがそもそも含まれてはいません。皆さんが求めているものは具体的な事実、出来事、一次情報源としてのニュースであることを念頭におきましょう。
また、このような情報源と言う方針でコンテンツを作成している議員にはネット上からの、誹謗中傷的な絡まれ方が少ないという印象があります。数値として証拠をお見せ出来ないのですが、SNSで柔らかい、くだけた投稿をしていると、やはり気安さの故でしょうか、ちょっとした批判的なレスポンスがあります。ニュースソースに徹していると、やはりすべて読んで理解して反論する必要もあるせいか、不快なレスポンスというのはあまりないようです。
また、同時期に投稿されたこちらの記事も転載はありませんでしたが、検索経由からのアクセスを集めています。
こちらは、その前に横浜市都筑区のマンションが傾いた問題が全国ニュースになるなっていました。通常このような大きな話題で地方議員がコンテンツを作成しても、もっと大きなサイトがヒットするだけで、地方議員のサイトはヒットしません。安全保障などの問題を地方議員が取り上げてもアクセス増加にはならないのです。しかし、今回のこのニュースは「うちの近所はどうなのか?」という問題を含む話題です。この場合は江東区や学校などの地名での絞り込んで検索されている様子が確認されました。またこちらの記事も資料をアップするなど、一次情報源としての記事の価値があります。